Agentforce(エージェントフォース) — 連携ツールの基本情報
学習利用: 学習に使わない(データ保持ゼロと明記) / 課金の単位: credit / 会話数 / user の3通りから選ぶ / 料金: Salesforce Foundation は0円 / MCP: client / API: REST API から呼べる(Agent API)。掲載料・送客料は受け取っていません。全項目に出典URLと調査日。
この頁に載っているのは、ベンダー等が公開している一次資料を編集部が確認した事実だけです。確認できたものには出典 URL と調査日を併記し、確認できていない項目は空欄のままにしています(「できない」という意味ではありません)。
これは2 つの製品の間に入るサービスのページです。編集部は掲載料・送客料を一切受け取りません。 項目の並びはすべての連携ツールで同じなので、そのまま横に比べられます(連携ツールの一覧)。
基本情報
これは何で、誰が作っていて、何ができるのか。ベンダー自身の名乗りと編集部の平語の両方を置く。
| 項目・① タグ | ② 編集部より二次加工 |
|---|---|
| これは何か | Salesforce の中で動く業務用 AI エージェント 編集部まとめ Salesforce の中で動く業務用の AI エージェントです。問い合わせ対応や社内手続き、商談の更新などを、Salesforce に入っている顧客データと既存の業務フローを使って自動で処理します。使うには Salesforce の契約が前提になります。 |
| ベンダー | セールスフォース・ジャパン(米国本社) ベンダー公表 株式会社セールスフォース・ジャパン / Salesforce Japan Co.,Ltd.(設立2000年4月、資本金1億円)。本社は米国 Salesforce, Inc.。 |
| ベンダー提供元の国・準拠法 | 日本法人は東京都千代田区丸の内に所在 ベンダー公表 米国本社 Salesforce, Inc. の所在地はサンフランシスコ。 |
| できること | 問い合わせ対応・人事手続き・商談更新などを自動処理 ベンダー公表 公式サイトはカスタマーサービス(質問への回答、ケースの解決、注文の管理)、従業員サポート(休暇申請の処理、人事ポリシーへの回答、新入社員のオンボーディング支援)、予約のスケジュール設定、販売開発(製品の質問への回答、営業担当者のミーティング予約)、コンタクトセンター(着信の振り分け、顧客履歴の取得、対応内容の記録)、フィールドサービス(技術者の訪問日時のスケジューリング、作業指示書の更新、部品在庫の確認)、ITサービス(ヘルプデスクチケットの解決、ユーザーアクセスのリセット)を用途として挙げている。 |
| 公式ページ |
導入・利用しやすさ
入れるのに何が要り、何を数えて課金されるか。★金額より先に課金の軸を見る — 単位が違うものは金額を並べても比較にならない★。
| 項目・① タグ | ② 編集部より二次加工 |
|---|---|
| 利用形態 | Salesforce の契約が前提 ベンダー公表 公式FAQに「Salesforceのお客様は、Enterprise Edition以上の無料のアドオンである Salesforce Foundationsを使用して、Agentforceを無料でお試しいただけるようになりました」と記載され、Foundations には Agentforce for Service との最初の会話1,000回分のクレジットが含まれるとされている。エージェントの作成は Agent Builder で行い、「Salesforceのシステム管理者と開発者は、自然言語を使用して、AIエージェントに対して実行するジョブ、指示、アクション、ガードレールを作成できます」と記載されている。 |
| 利用形態業務への組み込み方 | Web・モバイル・メール・SMS・Slack に埋め込める ベンダー公表 Webチャット、モバイルチャット、メール、SMS、Slack に埋め込めると公式に記載。AIエージェントがネイティブに返信するほか、どのチャネルでも人間の従業員へ引き継げるとしている。既存のフロー、プロンプトテンプレート、Apex、API をエージェントのアクションに変換できるとも記載。 前提として Salesforce 側に対象のデータ・フロー・チャネルが用意されていること。 |
| 課金の軸(何を数えるか) | credit / 会話数 / user の3通りから選ぶ ベンダー公表 Flexクレジットは「AIエージェントが実行する各アクションに応じて消費される」従量課金型の支払い単位で、Agentforce アクションは20 Flexクレジット、Agentforce Voice アクションは30 Flexクレジット。会話課金は1会話あたり。ユーザーライセンスは1ユーザー/月。 |
| 価格 | Salesforce Foundation は0円 ベンダー公表 Flexクレジットは100,000クレジットあたり60,000円(JPY)。会話課金は1会話あたり240円(JPY)。Agentforceユーザーライセンスは600円/ユーザー/月(Flexクレジットが必要)。Agentforceアドオン(Sales・Service・フィールドサービス向け)は$125 user/month、比較表の定額アクセス欄では15,000円/ユーザー/月。Agentforce業種別アドオン(Industries Cloud向け)は$150 user/month。Agentforce 1 Editions は550ドルから user/month で、1組織あたり年間250万 Flex Credit を含む。 購入モデルは事前購入/事前コミット/PayGo の3種。ページに「本ページは情報提供のみを目的として作成されており、変更されることがあります。詳しい価格情報については、営業担当者にお問い合わせください」と注記あり。 |
情報セキュリティ
うちのデータはどこに置かれ、どう扱われるか。★AI では「学習に使われるか」が製品名でなく契約形態で決まる★ので、個人向けと法人向けを分けて置く。
| 項目・① タグ | ② 編集部より二次加工 |
|---|---|
| 認証方式・権限設定(ログイン側) | 多要素認証が必須(API は OAuth 2.0) ベンダー公表 Salesforce は自社製品へのアクセスに多要素認証(MFA)を必須としており、2022年2月1日に発効し、直接ログインについては自動的に有効化・強制されたと公式に記載されている。Agentforce のエージェントを API から呼び出す場合は外部クライアントアプリ(External Client App)を作成し、OAuth 2.0 のクライアントクレデンシャルフロー、または名前付きユーザー向けの JWT ベースのアクセストークンで認証する。クライアントクレデンシャルフローでは実行ユーザー(Run As)に少なくとも API Only アクセスを持つユーザーを指定し、リクエストの bypassUser で「エージェントに紐づくユーザー」と「トークンのユーザー」のどちらの権限で動かすかを切り替える。必要な OAuth スコープは api、refresh_token / offline_access、chatbot_api、sfap_api の4つ。記録面では、Einstein Trust Layer の機能のひとつとして監査証跡(audit trail)とフィードバックが挙げられている。 ★MFA の必須化は Agentforce 固有ではなく、Salesforce 製品全体に適用される要件★(エディションによる区別なしに記載)。Agent API の外部クライアントアプリと OAuth 設定は Agentforce の利用契約が前提で、エージェントが触れるデータの範囲は実行ユーザーの権限に従う。 |
| ★学習に使われるか(プライバシー)★ | 学習に使わない(データ保持ゼロと明記) ベンダー公表 Salesforce Trust Layer の「ゼロデータリテンション」により、プロンプトと生成された応答は保存されず、基盤となるサードパーティの大規模言語モデルのトレーニングにも使用されないと公式に記載されている。Agentforce 製品ページのFAQでも Einstein Trust Layer の機能として「データ保持ゼロ」が挙げられている。 |
業務安定性
壊れたらどうなるか。★止まるのか、間違えたまま進むのか★(RPA と AI エージェントの一番の違い)。気づける仕掛けと直す窓口が公開されているか。
| 項目・① タグ | ② 編集部より二次加工 |
|---|---|
| 稼働率・SLA 記載なし |
編集部の確認した範囲(公式サイト等)に記載なし。(詳しくは【詳細・出典】) |
| 稼働率・SLA稼働状況の公開 | 製品ごとの稼働状況ページが公開 編集部確認 製品ごとの稼働状況ページが公開されており、Agentforce も独立した項目として並ぶ。進行中の事象や保守の件数がその場に出る。 ★製品ごとの詳しい画面は JavaScript で描画されるため、機械で取得しても本文は返らない★(人がブラウザで開けば読める)。稼働率のような数値はこのページには出ていない。 |
| 障害情報の公開 | 稼働状況を製品別に公開(Agentforce も個別) ベンダー公表 trust.salesforce.com で製品別の稼働状況を公開しており、Agentforce も個別の項目として状態が表示される。セキュリティアドバイザリや進行中のイベント・メンテナンスも掲載されている。 |
| 障害情報の公開障害履歴が読めるか | 過去の障害記録が日時・状態つきで残る 編集部確認 製品別画面は JS 描画で機械では読めない 編集部確認 過去の障害の記録は公開されており、発生日時・状態(解決済みなど)・種別つきで残っている。 2026-08-26 時点で、2026年7月に解決した性能低下の記録などが読める。 製品ごとの画面(Agentforce を含む)は JavaScript で描画されるため、機械では読み取れない。 |
| 壊れ方(止まるか・間違えて進むか) | 手に負えない用件は人へ引き継ぐ ベンダー公表 有害と判定された生成物は表示前に遮る ベンダー公表 自分の手に負えない用件に当たったときは、人の担当者に引き継ぐと公式に説明されている。 ★これは会話の相手をする場面についての説明で、処理そのものが失敗したときに止まるのか続けるのかを述べたものではない★。後者を説明した記述は、開いた範囲では見つからなかった。 生成された内容は表示前に検査され、有害と判定されたものは利用者に見せる前に自動で遮られる、と公式に説明されている。 検査の対象として挙がっているのは、憎悪表現・偏り・嫌がらせなど方針に反する兆候。答えの内容が業務上正しいかどうかを判定する仕組みではない。 |
| 壊れ方(止まるか・間違えて進むか)失敗したときの扱い | 120 秒で打ち切り、同時実行は 1 件 ベンダー公表 外部から呼び出して使う場合、応答は 120 秒で打ち切られ、打ち切られたときはエラーが返る。同時に処理できるのは 1 件だけで、重ねて送ると別のエラーが返る。 返ってくるエラーの種類ごとに、何を確かめればよいかを並べた案内が開発者向けドキュメントにある(該当のエージェントの識別子が違う/認証の設定が違う/宛先が違う/送信データの形式が違う、など)。会話は「開始・やり取り・終了」の 3 段階で扱い、途中の文脈は開始した会話の中で保たれる。 |
| サポート窓口 | サポートは 3 段階に分かれている ベンダー公表 無償の段階は自習用の教材・開発者向けドキュメント・ヘルプ記事まで。上の段階からは、チャット・電話・問い合わせ送信で担当者と 1 対 1 のやり取りができ、業務に影響する問題は 1 時間以内の応答。最上位は休日・週末を含む 24 時間対応で、業務が止まる重大な問題は 15 分以内の応答。 上の段階には導入時の助言や 1 対 1 の指導が、最上位には専任の担当者と設計の見直しが付く。金額は公開されておらず、問い合わせ扱い。 |
| サポート終了の方針 記載なし |
編集部の確認した範囲(公式サイト等)に記載なし。(詳しくは【詳細・出典】) |
| 情シ・IT支援者向け実行ログの保持 記載なし |
編集部の確認した範囲(公式サイト等)に記載なし。(詳しくは【詳細・出典】) 編集部確認Einstein 基盤のセキ…()
Einstein 基盤のセキュリティ文書 確認したもの: 信頼できる AI のページには、Trust Layer の機能のひとつとして監査証跡が挙がっている。また Einstein 基盤のセキュリティ文書(PDF)には、提供に使う各システムがそれぞれの記録の仕組みか集中管理の仕組みへ情報を記録すること、利用者のアクセス記録に日付・時刻・部分的な URL を残すことが書かれている。しかし、いずれも自社の安全管理のための記録についての説明で、★利用者がエージェントの実行内容をどれだけの期間さかのぼって見られるのかを示す記述は無い★。料金ページの比較表にも保持期間の行は無い。 調査日 |
| 情シ・IT支援者向け検証環境 記載なし |
編集部の確認した範囲(公式サイト等)に記載なし。(詳しくは【詳細・出典】) 編集部確認Einstein 基盤のセキ…()
Einstein 基盤のセキュリティ文書 確認したもの: 公式製品ページ(日本語)・仕組みのページ・料金ページ・開発者ドキュメント(Agent API の 4 ページ)・Einstein 基盤のセキュリティ文書(PDF)を開いたが、Agentforce を試すための検証用の環境について書いた記述は無い。PDF には、機能ごとに環境を分けていること(とくに検証用と本番)が書かれているが、これは提供側の構成についての説明で、利用者に検証環境を用意するという記述ではない。関連する案内が置かれている help.salesforce.com は JavaScript で描画されるため機械では本文が取得できない。 調査日 |
業務継続性
★入口より出口のほうが製品差が大きい★。やめるとき持ち出せるか。止まったとき業務が続くか。続く相手か。
| 項目・① タグ | ② 編集部より二次加工 |
|---|---|
| 規模 | 18,000 社以上が導入と公式に記載 ベンダー公表 公式サイトに「すでに18,000社以上がAgentforceを導入」と記載(2026-08-26 時点の掲載)。 |
| 事業継続計画(BCP)・災害時の方針 | 別リージョンへ継続複製する上位オプション有償 ベンダー公表 単一障害点を避ける設計と災害復旧手順あり ベンダー公表 Salesforce は事業継続の上位オプションとして「Salesforce Advanced Cross-Region Continuity(ACRC)」を公開しており、顧客データを主リージョンから地理的に離れた稼働可能な副リージョンへ継続的に複製すると記載されている。対象は Sales クラウドや Service クラウドなど Salesforce プラットフォーム上に構築されたサービスとされ、価格は担当営業への問い合わせ扱い。稼働状況、セキュリティアドバイザリ、進行中のイベント・メンテナンスは trust.salesforce.com で製品別に公開されている。 ★これは Salesforce プラットフォーム(Hyperforce)についての記載で、Agentforce を名指しした事業継続の記載ではない★。ACRC は標準で付いてくるものではなく、Hyperforce 上の上位(有償)オプションとして案内されている。 Agentforce を対象範囲に含む「Einstein Platform Security, Privacy, and Architecture」(2026年7月24日公開)には、本番データセンターは単一障害点のリスクを抑えるよう設計されており、重要なデータとサービスのバックアップを備えた災害復旧手順があること、および業務上重要なシステムを短時間で復旧させるための復旧プロセスが存在することが記載されている。 この文書は対象サービス(Covered Services)として Agentforce 各機能と Einstein Platform を明示しており、Agentforce を名指しで対象に含む点で ACRC の記載(Salesforce プラットフォーム全体)とは範囲が異なる。復旧までの時間は「短時間(a brief period of time)」と記述され、時間数の明示はない。 |
| 事業継続計画(BCP)・災害時の方針バックアップと復旧(RPO/RTO) | 目標は RTO 12時間・RPO 4時間 ベンダー公表 主DBはクラスタ構成で毎日バックアップ ベンダー公表 Advanced Cross-Region Continuity(ACRC)の目標値は RTO 12時間・RPO 4時間と公表されており、あわせて Salesforce は目標値の短縮に取り組んでいると記載されている。複製の対象は中核データストアである Salesforce Database(SDB)、Fileforce(FFX)、HBase、検索で、S3 バケットのレプリケーションなどデータに応じた方式を組み合わせ、リージョン間はアマゾンが保有・管理する私設ネットワーク内で転送すると説明されている。日常的な誤削除やサイバー攻撃に対する保護は、別製品の Salesforce Backup として案内されている。 ★RTO 12時間・RPO 4時間は ACRC(Hyperforce 上の有償オプション)を契約した場合の目標値であり、Salesforce プラットフォーム全体についての記載。Agentforce を名指しした数値ではない★。 Agentforce を対象範囲に含む「Einstein Platform Security, Privacy, and Architecture」(2026年7月24日公開)には、対象サービスに送信された顧客データはすべて主データベースサーバーに保存され、可用性を高めるためバックアップ用データベースサーバーとクラスタ構成にされたうえで、毎日バックアップされると記載されている。 同項には脚注が付されており、ApexGuru と Agentforce for Scale はこの項の対象外と明記されている。この文書に RPO・RTO の時間数の記載はない。 |
業務ワークフロー円滑度
RenkeiMap の中心。ほかと繋がるか — 相手に口があるか、既製のコネクタで足りるか、繋いだ後に何を変換できるか。
| 項目・① タグ | ② 編集部より二次加工 |
|---|---|
| API/MCP | REST API から呼べる(Agent API) ベンダー公表 Agent API により、REST API を呼べる場所からエージェントを利用できると公式開発者ドキュメントに記載(原文: With Agent API, you have access to your goal-oriented, autonomous AI agents from anywhere that can call a REST API.)。Web サイトへの組み込み、ヘッドレスでの実行、外部プラットフォームとの統合が用途として挙げられている。 |
| API/MCPMCP 対応 | MCP サーバーに繋ぐ側(クライアント) ベンダー公表 「AgentExchangeパートナーが提供する検証済みのMCPサーバーサポートを通して、Agentforceを新しいツールやリソースに連携」と記載され、外部 MCP サーバーからリソース・ツール・プロンプトを取得する側として説明されている。組織間を含む MCP サーバーを一元的に記録・管理するレジストリを備え、許可された機能のみにアクセスを制限するとしている。 |
| 調査日 | 2026-08-26 |
出典リンクは各行の文字リンク(新しいタブで開きます)。②列は編集部の要約(二次加工)で、一次事実ではありません — 一次資料は③④列にあります。
タグの色: 緑 = 安心できる要素(確認済み・公表済み)
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