IT連携マップシステムどうしのデータ連携・接続仕様のまとめ

RPA の業務を API・AI エージェントへどう移すか — 読む・書く・判断するで分ける

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導入前 — この製品を入れてよいか・いまの契約で使えるか最終更新 2026-09-14約 900 字

「RPA が画面の変更で止まった。もう API か AI に替えたい」— その気持ちで全部を一度に移そうとすると、別の形で止まります。まず分けます。


シナリオを 3 つに分ける

RPAのシナリオを3つに割って移し先を決める図。1読むはAPIかCSVへ、2書くはAPIか人の確認を挟んだAIエージェントへ、3判断するは移さず人に残す
RPAのシナリオを3つに割って移し先を決める図。1読むはAPIかCSVへ、2書くはAPIか人の確認を挟んだAIエージェントへ、3判断するは移さず人に残す
種類 RPA がやっていること 移し先
読む 相手の画面を開いて値を取り、表に貼る 相手に API があれば API。無ければ CSV の書き出し(純正の機能で足りることが多い)
書く 表の値を相手の画面に入力する 相手に API があれば API。無ければ、人の確認を挟んだ AI エージェント(画面操作)
判断する 値を見て、人が分岐を決めている 移さない。人に残し、前後だけを自動にする

分ける物差しは「相手のシステムに API があるか」です。純正連携・CSV・API・iPaaS(システム同士をつなぐ中継サービス)・RPA の 5 つの手段のどれで繋ぐかは 連携の手段の選び方 に置きました。

移す順番

何から なぜ
1 相手に公開 API がある「読む」 一番安定し、失敗しても元のデータは壊れない
2 相手に公開 API がある「書く」 認証(OAuth なら範囲と期限を絞れる)と回数の上限を先に読む
3 API が無い「書く」 人の確認を挟んだ AI エージェントか、RPA のまま残す。壊れ方の既定を決める

「API があるか」は ○ × ではありません。公開度(第三者に使えるか)と契約の壁(いまのプランで使えるか)の 2 軸で読みます。

移した後の壊れ方を決める

RPA は止まり、AI は間違えたまま進む — この通説は公開資料の上では成り立たず、止まるか進むかは種類ではなく設定で決まります自動化が壊れた日に何が出るか)。移し先が API でもエージェントでも、失敗したときの既定(止まる/進む/通知だけ)と、戻せるか・途中から再開できるかを、移す前に決めておきます。

移す前に決めること 読む欄
失敗したら止まるのか、進むのか 失敗時の挙動・エラー処理
戻せるか、途中から再開できるか 記録・やり直し
回数の上限に当たったらどうなるか レート制限(AI は人より速く叩く)

RPA を残す判断も立派な設計です。相手に API が無く、人の確認が要る「書く」は、RPA のまま壊れ方の設定だけ見直す方が安全なことがあります。

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