IT連携マップシステムどうしのデータ連携・接続仕様のまとめ

API が急に 401 になった — 期限・鍵の再発行・そもそも入れない

困った時 — 壊れたのは自分だけか・誰に聞くか最終更新 2026-09-14約 1,000 字

昨日まで動いていた連携が 401 を返すようになった。401 は「あなたが誰か分からない」という返事で、原因は 3 つに分かれます。


3 つの原因と、切り分け方

401が返る3つの原因を並べた図。トークンの期限、鍵の再発行(そのキーを使う連携が全部同時に止まる)、そもそも入れない(契約の段・審査・プラン)
401が返る3つの原因を並べた図。トークンの期限、鍵の再発行(そのキーを使う連携が全部同時に止まる)、そもそも入れない(契約の段・審査・プラン)
原因 起きていること 見分け方
期限 アクセストークンの期限が切れ、更新の仕組みが止まっている その連携だけが止まっている。再認証すると直る
鍵の再発行 API キーを誰かが再発行した 同じ鍵を使っている連携が全部同時に止まる
そもそも入れない 契約の段が変わった・審査が要る・プランで API が閉じた 再認証しても直らない。契約と申請の欄を読む

切り分けで一番速いのは 2 行目です。他の連携も同時に止まったかどうかを聞けば、鍵の再発行かどうかが分かります。

期限は「短いのが普通」

アクセストークンの期限は短いのが普通です。調査記録でも、Zoho CRM は「各アクセストークンは 1 時間だけ有効」、BowNow は「アクセストークンの有効期限は 6 時間」で、どちらも更新の仕組み(リフレッシュトークン)と組み合わせて使う設計です。

切れ方 直し方
OAuth(更新あり) 更新の仕組みが動いていれば切れない。止まると 401 更新が失敗している理由を見る(取り消された・範囲が変わった)
OAuth(更新なし・再認可が要る) 期限で切れる 人が許可し直す。その予定を運用に入れる
API キー 期限は基本的にない 切れたのではなく、替わったか外された

範囲と期限を決めて渡せるのは OAuth の側の性質です。

401 と 403 と 429 を混ぜない

返り 意味 直す方向
401 誰か分からない 認証をやり直す・鍵を確かめる
403 誰かは分かるが、許されていない 範囲(scope)と契約の段・申請を確かめる
429 回数が多すぎる 呼び出し回数の上限の設計を直す

3 つを混ぜると、認証を直しても止まったままになります。エラーコードを記録に残しておくと、この切り分けが後からできます。

こう直す — 手順

手順 こう判定する
1 他の連携も同時に止まったかを聞く 全部止まっていれば鍵の再発行。1 つだけなら期限か設定
2 認証方式を確かめる(調査記録の認証の欄) OAuth なら更新の仕組み、API キーなら発行の履歴を見る
3 再認証してみる 直れば期限。直らなければ 3 つ目の原因(契約・審査・プラン)
4 契約と申請の欄を読む 上位プラン限定・申込制・NDA が条件のシステムがある
5 鍵の持ち主と本数を決め直す 1 本を複数の連携で使い回していたなら、分けられるかを確かめる

止まった原因が相手側かどうかの切り分けは 相手が落ちているのか、自分だけか に置きました。

この記事に登場するシステム(2)

BowNowZoho CRM

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