IT連携マップシステムどうしのデータ連携・接続仕様のまとめ

Webhook とは何か — 「リアルタイム連携」の正体と、無いときに起きること

用語・仕組み — API とは・OAuth(パスワードを渡さずに連携を許可する仕組み) とは・レート制限とは最終更新 2026-09-14約 900 字

連携が「いつ動くか」は 2 通りしかありません。向こうから折り返し電話をもらうか、こちらから電話を掛け直すか。それだけの違いです。


2 通りしかない

こちらから定期的に聞きに行くポーリングと、向こうから知らせが来るWebhookを上下に対比した図
こちらから定期的に聞きに行くポーリングと、向こうから知らせが来るWebhookを上下に対比した図
方式 動き 要るもの
Webhook(向こうから来る) 相手側で何か起きたら、こちらへ通知が飛ぶ 通知を受け取る URL をこちら側に用意する
ポーリング(こちらから聞く) 決まった間隔で「新しいデータはあるか」と聞きに行く 聞きに行く仕組みと、間隔の設計

「リアルタイム連携」という言葉の正体は、たいてい Webhook です。あれば聞きに行く仕組みを作らずに済み、無駄な呼び出しが減るので呼び出し回数の上限にも当たりにくくなります。

無いときに起きること

Webhook が無ければポーリングになります。すると「どのくらいの間隔で聞くか」が設計事項になり、間隔を短くするほど呼び出し回数が増えて上限に近づきます。「すぐ反映されてほしい」という要望は、ここで費用と上限の話に変わります。

決めること 中身
間隔 5 分か、1 時間か、1 日 1 回か。業務がどれだけ待てるかで決まる
上限との関係 間隔 × 対象の数が、1 日の呼び出し回数になる
取りこぼし 前回からの差分をどう見分けるか(更新時刻の項目があるか)

調査記録では 56 件中 7 件

調査記録で確かめる

例として経理・会計のカテゴリで見ます。どんな引き金があるか、どの経路で届くかの 2 列です。

比較項目:

条件なしで当てはまる  条件つき・一部  限定・要申請・無いと明記 × 当てはまらないと明記  編集部がまだ確認していません  提供元が公開していない(編集部が調べた) — 記号は編集部の札から機械で付けています。物差しは項目ごとに違い、列の見出しがその項目の意味です。札の意味と根拠は各セルの要約を押すと出ます。

材料の調査日(最新): 2026-09-03

編集部が調べた範囲(一次調査を終えて公開していたシステム・名指しした製品の調査日は 2026-08-01〜08-14)では、業務システム 56 件のうち Webhook に言及があったのは 7 件でした(Slack は Events API で購読、SmartHRJotformZoho CRMformrunANDPAD など。board は仕様書上に存在しないことを確認)。| 確かめること | 見る場所 | | --- | --- | | Webhook があるか | 開発者向けページの「Webhook」「通知」「イベント」の項 | | 無い場合の間隔 | 業務が待てる時間と、呼び出し回数の上限の欄 | | 受け口を置く場所 | 相手が叩いてくる URL を、どこに用意するか |

少数派なので、「リアルタイム」の要望が出たら最初に確かめる項目になります。各システムの API の欄は RenkeiMap の調査記録 に出典つきで置いてあります。

この記事に登場するシステム(7)

ANDPADJotformSlackSmartHRZoho CRMboardformrun

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