IT連携マップシステムどうしのデータ連携・接続仕様のまとめ

連携の見積もりの読み方 — API・iPaaS・RPA の料金を 3 層に分けて読む

導入前 — この製品を入れてよいか・いまの契約で使えるか最終更新 2026-09-14約 1,400 字(+調査の詳細 約 4,800 字)Qiita 版(編集部メンバーの記事・図解の要約)

3 分で読む

「API連携で○百万円」という見積もりを受け取ったとき、その金額が高いのか妥当なのか、判断できませんでした。

いま思えば、判断できなくて当然でした。連携の費用は3つの層に分かれていて、そのうち1つだけ公開価格が存在しないからです。

日本で使える連携ツール42件の公開価格を集めて、この構造を確かめました。

結論から書きます。

① API そのもの → 追加料金なしのことが多い(ただしプランの壁あり) ② つなぎ役(iPaaS・RPA)→ 公開価格が存在する。42件中36件で料金の記載を確認できた ③ 作る人 → 公開価格が存在しない。個別見積もりのみ

つまり①と②は自分で調べられます。 見積もりの何割が③なのかは、逆算できます。

総論の記事では、費用を3層(①APIそのもの ②つなぎ役 ③作る人)に分けるところまで書きました。ここでは、公開価格がある②を42ツールぶん集め、公開価格が存在しない③の見積もりを読む手順まで降ります。


費用は3層に分かれています

見積書には、たいていこの3つが混ざった1つの金額が書かれています。だから読めません。

分けて聞けば読めるようになります。順に見ます。


見積もりの読み方

見積もりを読む5手順を並べた流れ図。つなぎ役を自分で調べ、API本体を聞き、総額から引いて残りを内訳まで聞く
見積もりを読む5手順を並べた流れ図。つなぎ役を自分で調べ、API本体を聞き、総額から引いて残りを内訳まで聞く

以上を、実際の作業に落とします。

  1. ②を自分で調べる — 使う予定のiPaaSやRPAの公式サイトで価格ページを開く。42件中36件は公開されています。必要なプランの月額を控える
  2. ①を聞く — ベンダーに「いまのプランのままAPIを使えますか。上位プランが必要ですか」。差額を控える
  3. 見積もり総額から①と②を引く残りが③です。
  4. ③の内訳を聞く — 「調査・認証・変換・エラー処理・監視・保守のどこにどれだけかかっていますか」。答えられない見積もりは、精度が低いということです。
  5. 毎年かかる分を分ける — 「初期費用と、毎年かかる保守費を分けてください」。稟議はこの2つで書き方が変わります

補助金の枠があります

いつの呼び方か 名称
2026年〜 デジタル化・AI導入補助金
〜2025年 IT導入補助金(旧称)

国は中小企業のIT導入に支援枠を用意しています。****2026年に名称が変わりました。過去の記事に出てくる名前で検索すると、別のものや古い年度の情報に当たります。 申請するときは必ず当年の公式サイトを見てください。

申請枠は5つあります。

  • 通常枠
  • インボイス枠(インボイス対応類型)
  • インボイス枠(電子取引類型)
  • セキュリティ対策推進枠
  • 複数者連携デジタル化・AI導入枠

連携ツールがどの枠に当たるかで、要件も上限も変わります。

ただし要件は制度側で決まります。 対象になる経費、対象になるツール(あらかじめ登録されたもの)、申請の時期などが定められています。「補助金で○割戻る」と決めつけず、制度の公式サイトで要件を確認してください。


まとめ

  • 連携の費用は3層。①API本体 ②つなぎ役 ③作る人
  • ①はプラン差額の形で出ることがある。 27件中5件がプランの壁つき、28件は条件が読めない
  • ②は公開価格がある。 42件中36件で料金の記載を確認。iPaaSは月3,000円〜48万円、RPAは月2,248円〜年792万円
  • RPAはパソコン1台を占有する。 その費用が見積もりに入っているか確認する
  • 純正連携なら②はゼロのことが多い(boardは3種類とも「プラン料金に含まれる」)
  • ③だけ公開価格が存在しない。 だから見積もりが読めない
  • ③は毎年かかる。 相手のAPIが変わればこちらも直す

見積もりが読めないのは、あなたの知識不足ではありません。 ①と②を自分で調べれば、③の大きさは逆算できます。


ここから先は調査の詳細です(約 10 分)。上のカードだけで決められます。調べた 1 件ずつの記録は IT連携マップ に、出典 URL と調査日つきで公開しています。

調査の詳細

このページの答えは、以下の調べで出しました。対象・確認時期・出典を並べます。

① API そのものの費用

「APIを使うための追加料金」を取っているケースは、編集部が調べた範囲ではほとんどありませんでした。

ただし条件があります。契約プランの壁です。

56件のAPI公開状況を調べたところ、「第三者に公開されている」27件のうち5件は特定の契約プランでないと使えませんでした。たとえばSalesforce Sales Cloudは利用できるエディションが決まっています。

つまり①の費用は、API利用料ではなく「プラン差額」の形で発生します。

もう1つ。契約条件が公開資料から読めなかったのが28件ありました。これは料金ページがAPIについて触れていないためです。見積もりの前に聞く必要がある部分です。

実際の記述例

楽楽精算は分かりやすい例です。会計ソフトへのCSV出力は利用料に含まれる標準機能(追加費用なし)ですが、**API連携は別途「API連携オプション」**で、金額は非公開・要問合せとなっています。

同じ製品の中でも、CSVは無料でAPIは有料ということが起こります。

ジョブカン勤怠管理のSmartHR連携は、連携そのものの追加料金はありませんが、有料プランの契約が前提です(無料プランでは使えません)。


② つなぎ役の費用 — ここには公開価格があります

つなぎ役の種類 調査記録の件数
iPaaS 20
RPA 12
ベンダー純正 7
第三者提供 2
画面操作 1
合計 42

このうち36件は、料金について公式サイトに記載がありました。

ただし**「記載がある」と「金額が書いてある」は別です。** 「要問合せ」「申込書に記載」も記載のうちです。以下に並べるのは、金額まで公開されているものだけです。

iPaaS の公開価格

iPaaS 11ツールの公開価格を、1製品1本の帯で対数目盛りの上に並べた図。月3,000円のYoomから月48万円〜のHULFT Squareまで。ドル建てのZapierは2024〜26年の為替幅で円換算した目安を薄い帯で示す
iPaaS 11ツールの公開価格を、1製品1本の帯で対数目盛りの上に並べた図。月3,000円のYoomから月48万円〜のHULFT Squareまで。ドル建てのZapierは2024〜26年の為替幅で円換算した目安を薄い帯で示す

比較項目:

システム導入・利用しやすさ
価格
Yoom
上位は 2 万・5 万・10 万円/月 5 プラン。フリー ¥0/パーソナル 月間 ¥3,000・年間 ¥2,400/ミニ 月間 ¥20,000・年間 ¥16,000/チーム 月間 ¥50,000・年間 ¥40,000/サクセス 半年 ¥100,000・年間 ¥80,000。税の表記が料金ページに無いので、税抜・税込のどちらかは公開ページからは分からない。支払いはクレジットカードまたは請求書払い。
ベンダー公表料金プラン()
採取元: 料金プラン(プラン比較表 月額基本料金)
調査日
ASTERIA Warp
買い切りは問い合わせ サブスクリプション(自社の IaaS/オンプレにインストール): Core 30,000 円~/月・Core + 60,000 円~/月・Core ++ 120,000 円~/月・Standard 200,000 円~/月(年契約)・Enterprise 240,000 円~/月(年契約)。iPaaS 版 ASTERIA Warp Cloud: Cloud Core + 160,000 円~/月・Cloud Core ++ 220,000 円~/月・Cloud Standard / Cloud Enterprise は「お問い合わせください」。標準ライセンス(買い切り): Standard / Enterprise とも「お問い合わせください」 税抜/税込の表記がページに無い。アダプター(オプション機能)の価格もページには無い。
ベンダー公表製品ラインナップ・価格()
採取元: 製品ラインナップ・価格
調査日
bindit
フリープラン ¥0 /月・ベーシックプラン ¥35,000 /月 料金ページに税抜/税込の表記が無い。「初期費用なし、月次・月額契約」。支払いはクレジットカード払いと請求書払いのいずれか。見積書の発行は原則行っていない。
ベンダー公表料金プラン()
採取元: 料金プラン
調査日
ActRecipe
Professional は問い合わせ Standard 50,000円〜/月、Professional お問い合わせ、SmartHRメールアラート(特別プラン)15,000円〜/月(いずれも年間契約) 税抜/税込の表記は料金表に無い。原文は「料金(年間契約)」の行に記載。
ベンダー公表公式トップ 料金プラン()
採取元: 公式トップ 料金プラン
調査日
JENKA
上位は月額 10 万円 無料トライアル 初期費用 無料 / 月額 無料(2週間)・スタンダードプラン 初期費用 100,000円 / 月額 50,000円・エンタープライズ 初期費用 100,000円 / 月額 100,000円。※上記価格は全て税抜きです 別枠でパートナー様向けライセンスプラン(初期 100,000円 / 月額 150,000円 および 初期 100,000円 / 月額 98,000円 の 2 段が併記)がある。支払いは口座引き落し(振替)または振込。
ベンダー公表料金プラン()
採取元: 料金プラン
調査日
AUTORO
Lite 5 万円/Standard 10 万円/Pro 20 万円(月額・税別) クラウド版・デスクトップ版とも Lite 50,000円/月/Standard 100,000円/月/Pro 200,000円/月。「※料金は税別、参考価格です。各販売代理店により異なる場合があります。」 「参考価格」であり販売代理店により異なると明記されている点に注意。実際の請求はツール利用料に加え初期設定費用・サポートプラン・ワークフロー作成代行の有無等で変わるとされる。
ベンダー公表AUTORO 料金について()
採取元: AUTORO 料金について
調査日
TROCCO
Free プランあり Starter 7.5万円/月(税抜)/Essential 15万円/月(税抜)/Advanced 30万円/月(税抜)/Professional は「お問い合わせ」。ほかに Free プランあり。 原文の表記は「7.5 万円/月 (税抜)」等。※4「Starterプランのクレジットカード決済を除き、申込は年間契約とし、年額利用料を一括にてお支払いただきます。」
ベンダー公表TROCCO 料金プラン()
採取元: TROCCO 料金プラン
調査日
Reckoner
Lite 8 万円/Standard 15 万円/Pro 20 万円(月額) Lite ¥80,000 /月・Standard ¥150,000 /月・Pro ¥200,000 /月・Premium 個別お見積 料金ページには税抜/税込の表記が無い。FAQ には「月額8万円(税別)~ご利用いただけます」とあり、税別と読める。オプション料金は「別途お問い合わせ」。
ベンダー公表料金プラン()
採取元: 料金プラン
調査日
Waha! Transformer
自社環境は月 13.5 万円〜/買い切り 360 万円〜 ベンダー公表
クラウド版は金額の記載なし [1]お客様環境: サブスクリプション(利用料)¥135,000~/月(年間契約)/買い切り ¥3,600,000~ + 年間サポート費用 ¥720,000~。[2]ユニリタクラウド: PaaSデータ連携 / PaaSデータ分析 / まるっとデータ変換・加工(いずれも年単位・エディション形式、金額の記載なし) 「本資料に記載の価格はすべて税別価格です。別途、消費税がかかります。」 価格例①(1台構成): 利用料契約(1年間)162万円 / ライセンス購入 360万円+製品保守費用(年額)72万円。価格例②③(2台構成): 利用料 270万円 / 購入 600万円+保守 120万円。
ベンダー公表価格・料金()
採取元: 価格・料金
調査日
HULFT Square
上位は 68 万・120 万円/月〜 Starterプラン 48万円/月〜/Standardプラン 68万円/月〜/Enterpriseプラン 120万円/月〜/おすすめプラン「AI-Startパック」68万円/月〜。「ご利用料金は税抜きです」。 価格体系 PDF(Revision 5.0, July 10th, 2026)の記載は「Starterプラン 48万円~」。月度契約・年度契約のいずれも可能。
ベンダー公表HULFT Square 料金()
採取元: HULFT Square 料金
調査日

条件なしで当てはまる  条件つき・一部  限定・要申請・無いと明記 × 当てはまらないと明記  編集部がまだ確認していません  提供元が公開していない(編集部が調べた) — 記号は編集部の札から機械で付けています。物差しは項目ごとに違い、列の見出しがその項目の意味です。札の意味と根拠は各セルの要約を押すと出ます。

材料の調査日(最新): 2026-08-11

Zapier は上の表に出ません — 道具の一覧には載っていますが、料金の製品のページがまだ無いためです(編集部の未了です)。公開価格は Free $0(月 100 タスク)/Professional $19.99/月〜/Team $69/月〜(25 ユーザー) で、ドル建てなので円では為替で動きます。製品のページが入ったら、この注記は表に吸収されます。

以前ここは手書きの表でした(11 件 ×「公開されている価格」)。同じ内容が調査記録に在り、原文と調査日つきで出せるので調査記録から引きます。並べる 11 件は変えていません — この調査で値が読めた分です。

月3,000円から月48万円まで、160倍の幅があります。 これは同じものを比べていないからです。個人が数個の連携を回すのと、企業が大量データを毎日流すのでは、必要なものが違います。

価格だけで並べても意味がありません。 見るべきは自分の要件(連携の本数、1日のデータ量、必要な相手先)に対して、どのプランが必要かです。

図の薄い帯はドル建て(Zapier)です。比べられるように、2024〜2026年のドル円変動幅(おおむね1ドル=140〜163円)で円に換算した目安の区間として載せています。公式の日本円価格ではなく、実際の支払額は決済時のレートで変わります。

なお、iPaaS 20件のうち7件は価格が非公開(要問合せ・申込書に記載)でした。

料金表の段は「回数」で切られています

iPaaS の料金表を読むときに、金額の前に見るところがあります。その段で月に何回動かせるかです。

Yoom の料金プランは、月に動かせる回数(タスク数)で段が分かれています。

プラン 月に動かせる回数
フリー 100
パーソナル 1,000
ミニ 5,000
チーム 15,000
サクセス 45,000

つまり**「月に何回動かすか」を先に見積もらないと、どの段が要るか決まりません。**

たとえば受注が1日20件あって、1件につき3回の処理(受注の取得・変換・登録)が走るなら、月に約1,800回です。フリーとパーソナルでは足りません。

さらに、繋げる相手の範囲も段で分かれます。 同じ料金ページに「一部のアプリとの連携」と「すべてのアプリとの連携」が段として書かれています。繋ぎたい相手が下位プランの対象外なら、安い段は選べません。

だから確認の順番はこうなります。

  1. 繋ぎたい相手が、どの段から使えるか
  2. 月に何回動かすことになるか
  3. その2つを満たす一番下の段はどれか

金額を見るのは3番目です。

同じ製品でも、上位版は価格を公開していないことがあります

ASTERIA Warp の価格ページは、下位から順にこう並んでいます。

公開価格
Core 30,000円〜/月
Core + 60,000円〜/月
Core ++ 120,000円〜/月
Standard 200,000円〜/月(年契約)
Enterprise 240,000円〜/月(年契約)
Cloud の Standard / Enterprise お問い合わせください
標準ライセンスの Standard / Enterprise お問い合わせください

下の段は公開されていて、上の段は問い合わせという形です。これは珍しくありません。

そして「〜から」という書き方にも注意が要ります。 30,000円〜/月 は、条件によっては30,000円では収まらないという意味です。何がその金額を動かすのか(接続数・データ量・ユーザー数のどれか)を聞いてください。

RPA の公開価格

RPA 10ツールの公開価格を1製品1本の帯で並べた図。年額のBizRobo!は12で割った月額換算、ドル建てのUiPathは為替幅で円換算した目安を薄い帯で示し、買い切りのWinActorは帯外に書く
RPA 10ツールの公開価格を1製品1本の帯で並べた図。年額のBizRobo!は12で割った月額換算、ドル建てのUiPathは為替幅で円換算した目安を薄い帯で示し、買い切りのWinActorは帯外に書く

比較項目:

システム導入・利用しやすさ
価格
アシロボ(assirobo)
2台とも「シナリオ開発&シナリオ実行」が可能。シナリオ本数・行数とも無制限、24時間365日稼働。初期費用は契約時のみの1回限りで、公式トップの注記では「1法人1回限り」。他部署で追加契約する際は初期費用がかからないとされる。更新料・年会費・バージョンアップ手数料は一切かからない。ただしシナリオ作成支援を希望する場合は別途費用が発生し、金額は業務内容・工数により変動するとして公開されていない。 1 契約=パソコン 2 台。シナリオ本数・行数は無制限。
ベンダー公表アシロボ 製品版/体験版()ほか 2 件
採取元: アシロボ 公式トップ(ドヴァ・選ばれる理由)・アシロボ よくある質問(その他の費用は発生しますか?)
調査日
batton
同じサイトの中で 2 つの価格が併存している。製品ページ・LP は「月額 148,000 円 (税込) 〜」「月148,000円〜で使い放題」、特定商取引法に基づく表記は「販売価格:98,000円(税抜)〜/月」。税抜・税込の違いを補正しても一致しない(98,000円税抜 ≒ 107,800円税込)。どちらが現行価格かは公開情報からは判定できないため、両方をそのまま記録する。プラン区分(複数コース)の記載は無く、公開されているのは下限価格 1 種類のみ。 特商法表記は 98,000 円(税抜)〜/月で食い違う(税抜税込を補正しても一致しない)。
ベンダー公表batton RPA 製品ペ…()ほか 1 件
採取元: batton RPA 製品ページ・batton 特定商取引法に基づく表記
調査日
BizRobo!
税別価格。Lite と Basic は別途初期費用がかかる。Basic は「年間サービス利用料 792万円/年」で、実行環境はサーバまたはローカル、ロボット同時実行台数 1〜10台程、同時開発台数 10台、管理機能あり、スケジュール実行可能。mini の 90万円は Lite ページの比較表に「年間基本利用料金」として載っている値で、mini 単独のページには金額の記載が無い。 mini 90万円/Lite 120万円/Lite+ 180万円/Basic 792万円(いずれも年額・税別)。
ベンダー公表BizRobo! Lite(…()ほか 1 件
採取元: BizRobo! Lite(比較表の注記)・BizRobo! Basic(料金表の注記)
調査日
Coopel(クーペル)
3 プラン。支払方法で価格と契約期間が変わる:クレジットカード払いは契約期間 1 か月で 12,800/50,000/100,000 円、請求書払いは契約期間 12 か月で 11,520/45,000/90,000 円(各プランに「10% オトク」と表示)。アカウント追加はいずれのプランも 5,000 円/アカウント。「上記金額はすべて税抜き金額です。」。契約は期間満了までに削除・退会手続きがなければ自動更新。機能ページでは「業界最安水準※の1アカウント ¥12,800/月から。」(※当社独自調べ)と表示している。 エントリー 12,800 円/スタンダード 50,000 円/アドバンスト 100,000 円。クレジットカード払い。
ベンダー公表Coopel 料金プラン()
採取元: Coopel 料金プラン
調査日
EzRobot
価格ページの表記は 初期費用「0 円」、月額費用「5万円 /月(税抜)」、契約期間「月 単位」、2台目以降「4万円 /月(税抜)」。プランの区分は無く、単一価格に台数の逓減があるだけ。編集部が調べた RPA・連携サービスの中で最も単純な価格表である。
ベンダー公表EzRobot 価格()
採取元: EzRobot 価格
調査日
マクロマン(MACROMAN)
初期費用は FREE 0円/STANDARD 10万円(税抜き)/PREMIUM 20万円(税抜き)。3プランとも「1ライセンス(契約)で何台でもOK!」と台数無制限を明記(注記の内容までは当方は確認していない)。FREE は本当に無料で、利用期間の制限もダウンロード人数の制限も無いとされる。勝手に有料プランへ変更されることはないと明記。 FREE 0円/STANDARD 5万円・月/PREMIUM 10万円・月。
ベンダー公表マクロマン 料金プラン()ほか 1 件
採取元: マクロマン よくある質問(マクロマンは本当に無料ではじめられますか?)
調査日
MICHIRU RPA
直販の場合の 2 プラン。RPA 利用料のみ=月額 50,000 円(税抜)、サポート付き=月額 100,000 円(税抜)。両者の差はリモートサポート(45分/回)が月 4 回まで付くかどうかで、オンライン操作勉強会・ユーザーフォーラム・メール/チャットサポートは両プランに付く。販売代理店経由の場合は内容も料金も異なると明記されている(編集部が記録できるのは直販の値だけ)。追加オプション:リモートサポート追加 15,000 円/回、タスク(自動操作セット)まるごと作成 80,000 円〜/1タスク、オンライン遠隔保守 20,000 円〜/1回。契約は月単位更新。 サポート付きは 100,000 円(税抜)。
ベンダー公表MICHIRU RPA 料金…()ほか 1 件
採取元: MICHIRU RPA 料金プラン・MICHIRU RPA の概要
調査日
Power Automate(デスクトップ フロー/Power Automate for desktop)
価格ページの表記は Power Automate Premium「¥2,248」「ユーザー/月相当、年払い」、Power Automate Process「¥22,488」「ボット/月相当、年払い」、Power Automate Hosted Process「¥32,233」「ボット/月相当、年払い」、Power Automate Process Mining add-on「¥749,625」「テナント/月相当、年払い」。いずれも「価格には消費税は含まれていません。」と注記。どのプランを買うかは【画面操作を人が見ている前で動かすか(アテンド型)/無人で動かすか(非アテンド型)】で決まる:アテンド型デスクトップ フローは Premium から、非アテンド型は Process 以上。 いずれも年払い・税抜。ほかのプランもある。
ベンダー公表Power Automate…()
採取元: Power Automate の価格
調査日
UiPath
価格ページの表記は ベーシック「月額」「$25」「から」。スタンダードとエンタープライズはいずれも「価格はセールスにお問い合わせください」。Test Cloud 側もスタンダード・エンタープライズとも「価格はセールスに お問い合わせください」。日本語ページでありながら価格表示は米ドルで、円建ての表示は無い。税の扱いについての注記も無い。
ベンダー公表UiPathのプランと価格()
採取元: UiPathのプランと価格
調査日
WinActor
見出しは「WinActorの価格(年間ライセンス利用料)」で、対象は WinActor Ver.7。ノードロックライセンスのみ金額が公開されており、フローティングライセンス(FL)と AI連携ライセンス(AL)は「オープン価格」=金額非公開。フル機能版・実行版・管理実行版でできることが異なる(フル機能版=シナリオの開発・編集・実行、実行版=実行のみで利用者による作成/編集は不可、管理実行版=管理ツールの指示のみで実行・FL でのみ提供)。 ノードロックライセンス。いずれも税込・年間。
ベンダー公表WinActor ライセンス…()
採取元: WinActor ライセンス紹介(ノードロックライセンス)・WinActor ライセンス紹介(フローティングライセンス)
調査日

条件なしで当てはまる  条件つき・一部  限定・要申請・無いと明記 × 当てはまらないと明記  編集部がまだ確認していません  提供元が公開していない(編集部が調べた) — 記号は編集部の札から機械で付けています。物差しは項目ごとに違い、列の見出しがその項目の意味です。札の意味と根拠は各セルの要約を押すと出ます。

材料の調査日(最新): 2026-08-13

以前ここは手書きの表でした(10 件 ×「公開されている価格」)。同じ値が調査記録に在り、原文と調査日つきで出せるので調査記録から引きます。並べる 10 件は変えていません — この調査で値が読めた分です。単位(月額・年額・買い切り)は調査記録の値の中に書かれています。

RPAには買い切りがあります。 WinActorのフル機能版が約110万円、実行版が約30万円という形です。BizRobo!は年額90万〜792万円 — 月額と比べられるように、図では**12で割った月額換算(月7.5万〜66万円)**で載せています。ドル建てのUiPathは、iPaaSの図と同じく為替幅で換算した薄い帯です。買い切りのWinActorだけは月額に直せないので、帯の外に書いています。

EzRobotの「2台目以降 4万円」という書き方に注目してください。 RPAは台数で数えます。理由は次の節です。

RPAの見積もりに入っていないもの

RPAの見積もりに書いてあるものと、書いていないことがある「動かすパソコン1台」を左右に対比した図
RPAの見積もりに書いてあるものと、書いていないことがある「動かすパソコン1台」を左右に対比した図

RPAは画面を操作する仕組みなので、操作される画面がどこかに開いている必要があります。つまりパソコンが1台要ります。

  • 夜間に動かすなら、そのパソコンの電源は切れません
  • 人が同時に使うと、RPAの操作を邪魔します
  • つまりRPA専用のパソコンを1台用意するのが普通です

「RPAツールの利用料は月5万円」という見積もりに、このパソコンの費用と置き場所は入っていないことがあります。 仮想パソコン(クラウド上のパソコン)を使う構成もありますが、その場合はその利用料が別にかかります。

見積もりを読むときは、**「動かす場所の費用は入っていますか」**と聞いてください。

人につく料金と、処理につく料金は別です

RPA の料金表には、2つの単位が混ざっています。Power Automate の価格が分かりやすい例です。

プラン 単位 価格
Premium ユーザー/月 ¥2,248(年払い相当)
Process ボット/月 ¥22,488(年払い相当)
Hosted Process ボット/月 ¥32,233(年払い相当)

「ユーザー/月」は人につく料金です。 使う人が増えると増えます。

「ボット/月」は処理につく料金です。 動かす自動処理が増えると増えます。人が何人いても関係ありません。

この違いが、見積もりの伸び方を決めます。

  • 20人が各自で自動化を作る → 人につく料金が20人分
  • 夜間に3本の処理を無人で回す → 処理につく料金が3本分

「うちは何人ですか」と聞かれた見積もりと、「何本動かしますか」と聞かれた見積もりは、別のものを数えています。 どちらの単位なのかを確認してください。

そして単価の差にも注目してください。 人につく料金と処理につく料金では、10倍の開きがあります。無人で動かすほうが高いのは、人がログインしていなくても動く仕組みが要るからです。

ベンダー純正の連携は、たいてい無料です

これが一番の節約になります。

boardは、freee会計とのAPI連携、マネーフォワード クラウド会計とのAPI連携、弥生会計向けCSVデータ出力の3つとも、boardのプラン料金に含まれると明記しています(この連携のための追加費用なし)。boardのプラン別月額は Personal 1,200円/Basic 2,400円/Standard 4,900円/Premium 7,900円(税抜)、初期費用0円です。

マネーフォワード クラウド会計のboard連携も、同社の料金に含まれています。

つまり、純正連携で足りるなら②の費用はゼロです。 検討の順番を「純正連携から」にすべき理由は、ここにもあります。


③ 作る人の費用 — ここだけ公開価格が存在しません

開発・テスト・保守にかかる人件費には、公開価格がありません。 一律の表が存在しないので、個別見積もりになります。何にかかるのかを書き出すと、こうなります。

作業 中身
API仕様の調査 仕様書を読み、必要な項目があるかを確認する
認証の実装 OAuthやAPIキーの取得・保管・更新の仕組みを作る
データ変換の実装 項目名の対応、コードの対応表、書式の変換
エラー処理 相手が落ちていたら、項目が足りなかったら、どうするか
運用監視の設計 止まったことに、誰がどうやって気づくか
仕様変更への追従 相手のAPIが変わったときに直す

この6つを人件費として積算した結果が「○百万円」です。

なぜ相場を書かないのか

「相場は○○万円くらい」と書きたくなりますが、書きません。調べていないからです。

編集部が調べたのは①と②の公開価格であって、開発の相場ではありません。調べていないことを、それらしく書くのは避けます。

書けるのは構造だけです。「③には公開価格が存在しない」という事実が、見積もりが読めない理由そのものです。

③は毎年かかります

もう1つ大事なことがあります。③は初期費用だけではありません。

相手のAPIが変われば、こちらも直す必要があります。 編集部が調べた範囲では、仕様変更の告知の仕方は3通りありました。

  • 日付でバージョンを切り、旧版の提供終了日を明示する(HubSpot
  • 最低サポート期間を約束する(Salesforce Sales Cloud
  • 予告なく変更する場合があると書く

3番目に当たった場合、止まってから気づくことになります。 そして直すのは③の人です。

稟議に「保守費」の欄があるのは、このためです。


ここでの調査範囲について

  • 対象は、編集部が調査記録に収録した42ツールと、一次調査を終えて公開している56システムです。日本で使える連携ツール全体ではありません。
  • 確認時期は2026年7月28日〜8月19日です。価格は変わります。 発注前に必ず公式サイトで再確認してください。
  • ドル建て価格の円換算は目安です。 2024〜2026年のドル円の変動幅(おおむね1ドル=140〜163円)を機械的に掛けた区間で、公式の日本円価格ではありません。年額は12で割った月額換算で図に載せています(表は原文のまま)。
  • 開発費の相場・目安は書いていません。 調べていないためです。書けるのは「③には公開価格が存在しない」という構造までです。
  • ツール個社の優劣は比較していません。 引いたのは公開価格の実例だけです。プランの中身(連携本数、データ量の上限、対応コネクタ)が違うので、金額だけを並べても比較になりません。
  • 補助金の支給額や採択率は書いていません。 要件は制度側で決まります。

各ツールの公開価格は RenkeiMap で1件ずつ、出典URLと調査日つきで公開しています。各システムの「価格」「契約」欄はこちら

この記事に登場するシステム(9)

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