「API はありません」と言われた後にやること — 6 通りの意味と 5 つの道
5 分で読む
「うちのシステムにAPIはありますか」
そう聞いて、「ありません」と返ってきたとします。そこで終わりにしていませんか。
日本の業務システム56件を調べたところ、「明示的に提供しない」と書かれているのは1件だけでした。残りは、程度の差はあれ何らかの道が残っています。
問題は、「ありません」という一言が、6通りの意味で使われていることです。
結論から書きます。
申込・審査・NDAが必要なだけ:12件 シリーズ内・パートナーには開いている:7件 公開情報の範囲で確認できなかった(=無いとは限らない):8件 明示的に不可:1件だけ
ここでは、①「ありません」の6通りの意味、②聞き方を変える方法、③API以外の道を書きます。
「APIはありません」の6通り
同じ返事でも、中身は違います。
| ベンダーの答え | 実際には |
|---|---|
| 「ありません」 | 本当に無い(明示的に不可=1件) |
| 「公開していません」 | 申請・NDAで使える(12件) |
| 「そのプランでは使えません」 | 上位プランなら使える(5件) |
| 「個別対応です」 | 見積もり次第で可能 |
| 「ありません」 | CSVなら可能(別の手段がある) |
| 「ありません」 | 純正連携なら可能(既にある) |
下の3つが重要です。質問が「API」に限定されているので、「API以外の道」が答えに出てこないのです。
聞き方を変えると、答えが変わります。
API以外の道は、5つあります
「APIはありません」が本当だったとしても、まだ道があります。
道1:ベンダー純正の連携機能
これを最初に見てください。 編集部が調べたところ、56件中54件に純正連携の記述がありました。
公式サイトの「連携できる外部サービス一覧」を開きます。繋ぎたい相手がそこに載っていれば、開発は要りません。
しかも一覧には、相手ごとの手段まで書かれていることがあります。boardの公式まとめページには28件が掲載され(2026年8月24日再点検)、freee会計とはAPI、マネーフォワード クラウド会計とはAPI/CSV、弥生会計とはCSV、という具合に書き分けられています。
「APIはありません」と言われた相手でも、その相手の側からは繋がることがあります。両方向から調べてください。
道2:CSV
CSV出力・取込は、ほとんどのシステムにあります。月1回や日1回で足りるなら、これで十分なことが多いです。
編集部が12システムについて数えたところ、CSVの様式は17件・669項目が公開されていました(別に、e-GovのXML構造定義など170件・11,873項目があります)。
出力と取込では項目数が違います。 たとえばfreee会計は出力161項目・取込89項目、ジョブカン勤怠管理は出力184項目・取込59項目です。受け取る側の様式が上限になります。
道3:解約時のデータ持ち出し(=日常のエクスポート)
56件中49件で、データの持ち出しについての記述を確認できました。
これは解約のときだけの話ではありません。エクスポート機能があるということは、日常的にデータを取り出せるということです。
boardは「登録したデータすべてをエクスポートできるわけではありませんが、主要なデータはCSVでエクスポートできる」と明記しています。弥生は、帳簿・伝票を[ファイル]→[エクスポート]でテキスト出力でき、他の事業所データにインポートもできます。
**「APIはありませんが、エクスポートはできますか」**は、有効な質問です。
ただし、締切がある場合があります。 同じ「解約」でも、扱いが正反対です。
| システム | 持ち出しの締切 | 公式に書かれている中身 |
|---|---|---|
| KING OF TIME | 解約日当日 | 解約日の翌日から管理画面へのログインを含む全操作ができなくなり、「※データの閲覧や出力もできなくなります」 |
| ジョブカン勤怠管理 | 翌月14日まで | 「データのダウンロード等は、解約希望月の翌月14日までに完了してください」。アカウント停止を選ぶと「データは削除され復旧できません」 |
| freee人事労務 | 締切なし | 有料プランを止めてもデータは消えない。「お支払い停止後は、お支払い済みの有料プランの残存期間の終了後に、お試し期間終了後と同様の状態に戻ります」=プラン未契約の状態に戻るだけ |
日常のエクスポートとして使うつもりなら、この違いは関係ありません。ただし「いざとなったら出せる」と思っているなら、いざのときには出せないことがあります。
道4:iPaaS のコネクタ経由
単体で叩けるAPIは公開していないが、特定のiPaaSのコネクタとしてなら繋がる、という形があります。
この場合、そのiPaaSの契約が前提になります。費用の話が1つ増えるので、純正連携やCSVで足りるならそちらが先です。
道5:画面操作(RPA)
最後の手段です。前提条件がほとんど無い代わりに、画面が変わると止まります。 そして直すのは自分です。
さらに、画面を操作するのでパソコンが1台要ります。 夜間に動かすなら電源は切れません。
まとめ
- 「明示的に不可」は1件だけ。 残りには何らかの道がある可能性
- 「公開していません」は12件。申請から利用開始までの期間を聞く
- 「そのプランでは」は5件。差額を聞く
- 「確認できなかった」は8件。無いとは限らない(別ドメインやフッターの導線にしか無い、ということが実際にある)
- API以外の道は5つ:純正連携(54/56に記述あり)/CSV/エクスポート(49/56)/iPaaS経由/画面操作
- 「API提供側ではない」に注意。 「そのAPIを叩くのは、御社ですか、こちらですか」
- APIの追加はベンダーにとって恒久的な保守責任。 要望は伝えてよいが、当然の権利としては求めない
- 取引先に手順を変えてもらう案は、最後の手段
「APIはありますか」ではなく、「この目的を果たす方法はありますか」。 質問の粒度を手段から目的に上げるだけで、返ってくる答えが変わります。
ここから先は調査の詳細です(約 8 分)。上のカードだけで決められます。調べた 1 件ずつの記録は IT連携マップ に、出典 URL と調査日つきで公開しています。
調査の詳細
API の有無は、各ベンダーの製品ページ・ヘルプ・開発者向けページ・サイトマップを 1 件ずつ開いて確かめました。対象は公開している 56 システムです。以下に、公開情報では確認できなかった 9 件と、調べた範囲・調べていないことを並べます。
なぜ聞き方で答えが変わるのか
ベンダーの担当者の立場に立つと分かります。
「APIはありますか」と聞かれたら、API仕様書が一般公開されているかどうかを答えます。これは正しい応対です。
ところがあなたが本当に知りたいのは、**「販売管理の顧客情報を、会計システムに毎日渡したい。方法はありますか」**です。
質問と目的がずれています。
だから、こう聞きます。
「販売管理システムの顧客情報を、会計システムへ1日1回連携したいと考えています。 対象は顧客コード、会社名、住所、電話番号です。 API、CSV、標準連携など、利用可能な方法はありますか。」
ここまで言うと、担当者は手段を並べて答えられます。 「APIはありませんが、CSV出力がございます」「弊社の標準連携で○○とは繋がります」という答えが返ってきます。
質問の粒度を「手段」ではなく「目的」に上げるだけです。
「公開していません」の12件
ここが一番、諦めるのがもったいない層です。56件中12件が、申込・審査・NDA(秘密保持契約)を経れば使える状態でした。
「公開していない」は「提供していない」ではありません。
理由はいくつか考えられます。
- サポートの負担を抑えたい(誰でも叩けると問い合わせが増える)
- 使い方を確認したうえで開放したい
- 契約上の取り決めを先に交わしたい
いずれも合理的な理由です。悪意ではありません。
聞くべきこと
「API仕様書の開示に、申請や審査は必要ですか。 必要な場合、申請から利用開始までどのくらいかかりますか。 NDAの締結は必要ですか。」
2行目を必ず聞いてください。 ここがスケジュールに直結します。開発の見積もりを取る前に仕様が読めないので、申請が通るまで前提が置けません。
「2週間」なら計画に組み込めます。「3ヶ月」なら、そもそも今期の話ではなくなります。
「そのプランでは使えません」の5件
56件のうち、「第三者に公開されている」27件の中の5件が、特定の契約プランでないと使えませんでした。
たとえばSalesforce Sales Cloudは、利用できるエディションが決まっています。kintoneもコース(プラン)によって使える範囲が変わり、ライトコースではAPIが使えません。
この5件は、「APIはありますか」と聞くと「はい」と返ってきます。 嘘ではありません。プランの話は聞かれていないからです。
聞くべきこと
「現在の契約プランのまま、APIを使えますか。 上位プランへの変更が必要な場合、差額はいくらですか。」
差額が分かれば、それが連携の費用の一部として稟議に書けます。
なお、編集部が調べた範囲では、API利用の契約条件が公開資料から読めなかったのが28件ありました。半分です。これは調査不足ではなく、料金ページがAPIについて触れていないためです。だから聞くしかありません。
「確認できなかった」8件 — 無いとは限りません
編集部が公式サイトの製品ページ・ヘルプ・開発者向けページ・サイトマップを確認して、公開APIの案内が見つからなかったのが8件です。
この8件について「APIが無い」とは書きません。 探して見つからなかった、というだけです。
- 問い合わせれば個別対応があるかもしれません
- パートナー向けに提供しているかもしれません
- 公開ページの構成上、見つけにくい場所にあるかもしれません
実際、boardのステータスページは本体サイトを検索しただけでは見つかりません。 別ドメインにあり、サイトマップにも載っていないためで、フッターの導線から辿って初めて見つかります。
公開情報を全部見たつもりでも、見落とします。 だから「無い」と断定しないようにしています。
そしてこれは、あなたが検討するときも同じです。サイトで見つからなくても、聞いてみる価値があります。
その製品は「API提供側」ではないかもしれない
もう1つ、知っておくと得をすることがあります。
製品ページに「API連携対応」と書いてあっても、それが「うちの製品が、他社のAPIを呼びに行きます」という意味のことがあります。
たとえば「銀行のAPIに接続して明細を取り込みます」というのは、その製品がAPIの利用者であって、提供者ではありません。
つまり、あなたがその製品のデータを外に出したいとき、この記述は何の役にも立ちません。
判別は簡単です。
「そのAPIを叩くのは、どちらですか。 弊社側から呼ぶことはできますか。」
答えが「弊社が呼びます」なら、あなたの用途とは逆です。
「APIを作ってください」と言う前に
要望として「APIを作ってほしい」と伝えることはできます。ただし、それがベンダーにとって何を意味するかは理解しておいたほうが、話が進みます。
APIを公開するというのは、恒久的な保守責任を負うことです。
- 一度公開したら、勝手に止められません
- 仕様を変えるときは、利用者への告知が要ります
- 問い合わせ対応が発生します
- セキュリティの責任範囲が広がります
つまり「作って終わり」ではなく、その製品が続く限り続く負担です。
だから、「我々のデータなのだから無償で提供して当然だ」という言い方は勧めません。 話が止まります。
伝えるならこうです。
「○○との連携を検討しています。 現在はCSVで運用していますが、件数が増えて手作業が厳しくなってきました。 将来的にAPIの提供予定はありますか。 あるいは、有償オプションとして相談は可能でしょうか。」
要望として登録されることがあります。同じ要望が複数の顧客から来れば、優先度が上がります。
勧めない手:取引先に手順を変えてもらう
最後に、勧めない選択肢を1つ挙げておきます。
「システムが繋がらないなら、取引先に直接入力してもらえばいい」という案が出ることがあります。これは業務改善ではなく、取引リスクです。
- 取引先には、取引先の業務手順があります
- 手順を変えてもらうというのは、相手にコストを転嫁することです
- 断られたときに、関係に影響します
技術的には成立しても、最後の手段にすべきです。まず自社の側で吸収できないかを検討してください。
公開情報では確認できなかった 9 件
編集部が「公開情報の範囲では確認できなかった」と判定したのは、次のシステムです。
比較項目:
| システム | 業務継続性 | 業務ワークフロー円滑度 |
|---|---|---|
| 解約時のデータ持ち出し | API/MCP | |
| Airワーク 採用管理 | ◎一括ダウンロード退会AirID 応募者情報は管理画面の一括ダウンロード機能で持ち出せる。退会は Web の退会手続き申請画面から申請し、あわせて AirID を削除すると AirID に紐付く個人情報が消去される。 | ― 製品サイトの機能ページとヘルプデスクの記事一覧(サイトマップ全記事名)を確認したが、公開 API・開発者向けドキュメントの記載なし 製品サイトの機能ページとヘルプデスクの記事一覧(サイトマップ全記事名)を確認したが、公開 API・開発者向けドキュメントの記載なし 調査日 |
| サイボウズ Office | △終了翌日から30日後消去 契約終了の翌日から30日後に入力データ・ユーザー情報・監査ログが消去される(バックアップは各データの消去から2週間程度で完全消去)。cybozu.com 共通の取り扱い。 | ×API許可していないkintone クラウド版サイボウズ Office では、顧客が連携 API を利用してプログラムを作成することを許可していないと、公式開発者コミュニティで運営事務局が回答(サポート窓口も同旨の案内)。公式の拡張経路は kintone との併用連携。 ベンダー公表cybozu develop…()
cybozu developer community(運営事務局回答) ベンダー公表 ℹ️cybozu developer network 運営事務局によるコミュニティ上の公式回答(2017 年)。パッケージ版向けの旧・連携 API ドキュメントもその後配布終了している。
採取元: cybozu developer community(運営事務局回答)
調査日 |
| e内容証明 | ○謄本5年間請求して受け取る 差し出した内容証明文書は謄本として1通5年間、暗号化して保存される(会員退会時のデータ取り扱いの記載は見当たらない)。差出人あての謄本は一般書留で配達される。 | ― サービス紹介・操作説明書配布ページ・専用サイト告知を確認したが、公開 API の記載は無い(差出しは Word 雛形のアップロード方式) サービス紹介・操作説明書配布ページ・専用サイト告知を確認したが、公開 API の記載は無い(差出しは Word 雛形のアップロード方式) 調査日 |
| freee申告 | ◎申告書類エクスポート固定資産台帳 申告書類はエクスポート可能(個人・法人ごとの申告書類、固定資産台帳、消費税区分別表、勘定科目内訳明細書など)。解約(お支払い停止)後もデータは即削除されず、再契約すれば過去のデータを参照できる。 | ◎会計API人事労務API業務委託管理API freee 開発者ポータルが公開する API は会計・人事労務・請求書・工数管理・販売・IT管理・業務委託管理の各プロダクト向けで、freee申告向けの公開 API は掲載されていない(2026-08-10 確認)。 ベンダー公表freee Develope…()
採取元: freee 開発者ポータル(会計API のカード)・freee 開発者ポータル(人事労務API のカード)・freee 開発者ポータル(業務委託管理API のカード)
調査日 |
| Google フォーム | ◎スプレッドシートに書き出せるサードパーティの分析ツール 回答の元データは Google スプレッドシートに書き出せる — フォームの中に閉じ込められない。書き出した先からサードパーティの分析ツールにつなげた、という利用者の声も同じページに載る。 | ◎追加料金はかからないフォームの記載は無い Workspace のデベロッパーページは API と SDK の利用に追加料金はかからないと明記する。ただしこのページが名指しするのはカレンダー・ドライブ・Meet の API で、フォームの API には触れていない。 |
| Grafferスマート申請 | ― 解約時のデータ持ち出しの記載は無い。ホワイトペーパーはバックアップを利用者の希望時点で復元できないと述べ、アカウント規約はコンテンツの権利を取得しないと述べるにとどまる。スマート申請ページには申請データのCSVファイル出力の記述がある。 解約時のデータ持ち出しの記載は無い。ホワイトペーパーはバックアップを利用者の希望時点で復元できないと述べ、アカウント規約はコンテンツの権利を取得しないと述べるにとどまる。スマート申請ページには申請データのCSVファイル出力の記述がある。 調査日 | ― 公開APIや開発者向けドキュメントのページは見当たらない。外部連携としてはkintone連携とCSVファイル出力の記述のみ。 公開APIや開発者向けドキュメントのページは見当たらない。外部連携としてはkintone連携とCSVファイル出力の記述のみ。 調査日 |
| いえらぶBB | ― いえらぶBB の詳しい画面は会員向けで、公開されている案内ページの範囲には記載が無い。会員でなければ読めない資料は公開情報ではないので、編集部はここまでを事実として記す。 | ― いえらぶBB の詳しい画面は会員向けで、公開されている案内ページの範囲には記載が無い。会員でなければ読めない資料は公開情報ではないので、編集部はここまでを事実として記す。 |
| いえらぶCLOUD | ― 料金ページ・サポートページ・トップを確認したが、解約時のデータ持ち出し(エクスポート手段や形式)に関する記載なし 料金ページ・サポートページ・トップを確認したが、解約時のデータ持ち出し(エクスポート手段や形式)に関する記載なし 調査日 | ― サイトマップ全ページの一覧・特長ページ・トップを確認したが、公開 API・開発者向けページの記載なし(他社サイトとの連携は「不動産コンバーター」等の自社機能として提供) サイトマップ全ページの一覧・特長ページ・トップを確認したが、公開 API・開発者向けページの記載なし(他社サイトとの連携は「不動産コンバーター」等の自社機能として提供) 調査日 |
| LoGoForm | ◎CSV・TSV・JSON形式エクスポートPDF出力 回答データを CSV・TSV・JSON で書き出せる(添付ファイルのダウンロード、申請データの様式 PDF 出力にも対応)。集計はリアルタイムでグラフ表示。 | ― 公開APIや開発者向け情報のページは見当たらない。回答データの取り出しはCSV・TSV・JSONエクスポート(「解約時のデータ持ち出し」の行を参照)。 公開APIや開発者向け情報のページは見当たらない。回答データの取り出しはCSV・TSV・JSONエクスポート(「解約時のデータ持ち出し」の行を参照)。 調査日 |
◎ 条件なしで当てはまる ○ 条件つき・一部 △ 限定・要申請・無いと明記 × 当てはまらないと明記 ? 編集部がまだ確認していません ― 提供元が公開していない(編集部が調べた) — 記号は編集部の札から機械で付けています。物差しは項目ごとに違い、列の見出しがその項目の意味です。札の意味と根拠は各セルの要約を押すと出ます。
材料の調査日(最新): 2026-08-10
この 9 件は「API が無い」ではありません。 編集部が公開情報の範囲では案内を見つけられなかったという意味です(型ごとの全リストは「API はあります」の 8 つの型にあります)。
この一覧の使い方は1つだけです。 自分が使っているシステムがここにあったら、「無い」と決めつけずに問い合わせてください。
そしてこの9件のうち何件かは、API以外の道が公開されています。
- Google フォーム:回答の元データを Google スプレッドシートに書き出せます。 フォームの中に閉じ込められません。書き出した先から他のツールにつなげます
- LoGoForm:回答データを CSV・TSV・JSON で書き出せます
- Airワーク 採用管理:応募者情報を管理画面の一括ダウンロード機能で持ち出せます
- サイボウズ Office:クラウド版では顧客が連携APIでプログラムを作ることを許可していない、と公式の開発者コミュニティで運営事務局が回答しています。公式の拡張経路は kintone との併用連携です
「APIが無い」と「データが動かせない」は別の話です。 この4件はどれも、APIが確認できないだけで、データを外に出す手段はあります。
調べた範囲と、調べていないこと
- 対象は、編集部が一次調査を終えて公開している56システムです。調査記録にはまだ一次調査を終えていない行が134あります。
- 確認時期は2026年7月28日〜8月19日です。提供状況は変わります。
- 「公開情報を確認した範囲では見つからなかった」と「提供していない」は区別しています。 8件は前者です。
- 公開しない理由は調べていません。 推測で「隠している」とは書きません。
- 分類は編集部が手で割り当てました。 調査記録の記述は「公開APIの記載なし」のように無いことを言うために語が出るため、キーワード照合では逆に読みます。判断の元にした記述と出典URLは全件公開しています。
- ベンダーを批判する趣旨ではありません。 APIの公開は恒久的な保守責任を伴います。
各システムの「API」「純正連携」「解約時の持ち出し」の欄は RenkeiMap で1件ずつ、出典URLと調査日つきで公開しています。主な参照先はkintone、freee会計、board、弥生、Salesforce Sales Cloud、ジョブカン勤怠管理、SmartHR、マネーフォワード クラウド会計、楽楽精算、invox、e-Gov電子申請 です。
調査対象の56システム(全件・公式ページ)
- Airワーク 採用管理
- ANDPAD
- board
- ケア樹
- CLIUS
- いえらぶCLOUD
- Comiru
- サイボウズ Office
- ダンドリワーク
- どっと原価
- e-Gov電子申請
- e内容証明
- e-Tax
- e-TUMO
- eLTAX / PCdesk
- formrun
- freee人事労務
- freee会計
- freee申告
- GビズID
- Garoon
- Google Classroom
- Google フォーム
- Google スプレッドシート
- Google Workspace
- Grafferスマート申請
- HubSpot
- いえらぶBB
- invox
- jGrants
- ジンジャー
- ジョブカン会計
- ジョブカン勤怠管理
- ジョブカン給与計算
- ジョブカン労務HR
- Jotform
- KING OF TIME
- kintone
- LoGoForm
- Microsoft Forms
- Misoca
- マネーフォワード クラウド会計
- マネーフォワード クラウド経費
- マネーフォワード クラウド給与
- マネーフォワード クラウド請求書
- マネーフォワード クラウド社会保険
- MOVO Berth
- 楽楽精算
- Salesforce Platform
- Salesforce Sales Cloud
- Shopify
- Slack
- SmartHR
- Yahoo!ショッピング ストアクリエイターPro
- 弥生(会計/青色申告 オンライン/Next)
- Zoho CRM
※ 一次調査を終えて公開している 56 件です。判断の元にした記述・出典URL・調査日は RenkeiMap に1件ずつ載せています。
この記事に登場するシステム(56)
ANDPADAirワーク 採用管理CLIUSComiruGaroonGoogle ClassroomGoogle WorkspaceGoogle スプレッドシートGoogle フォームGrafferスマート申請GビズIDHubSpotJotformKING OF TIMELoGoFormMOVO BerthMicrosoft FormsMisocaSalesforce PlatformSalesforce Sales CloudShopifySlackSmartHRYahoo!ショッピングZoho CRMboarde-Gov電子申請e-TUMOe-TaxeLTAX / PCdeske内容証明formrunfreee人事労務freee会計freee申告invoxjGrantskintoneいえらぶBBいえらぶCLOUDどっと原価ケア樹サイボウズ Officeジョブカン会計ジョブカン労務HRジョブカン勤怠管理ジョブカン給与計算ジンジャーダンドリワークマネーフォワード クラウド会計マネーフォワード クラウド社会保険マネーフォワード クラウド経費マネーフォワード クラウド給与マネーフォワード クラウド請求書弥生(会計/青色申告 オンライン/Next)楽楽精算