「両方に API がある」と「繋がる」は別のこと — 78 組の判定
「A にも B にも API があります」— ここまでは製品カタログを 2 枚並べれば言えます。「A と B が繋がる」は、それとは別の資料が要ります。
確かめる相手が違う
| 問い | 何で分かるか | 78 組では |
|---|---|---|
| 両方に API があるか | 各社の API リファレンスを 1 社ずつ読む | 57 組が両側にある |
| その 2 つが繋がるか | 「A の取引先を出して B の取引先に入れる」まで書いた、その組を名指しした資料 | 57 組のうち API で繋がると確認できたのは 17 組(3 割) |
| どの方式で繋がるか | 連携ヘルプ・公的機関の仕様・第三者の連携一覧 | 全体で繋がると確認できたのは 28 組(API のほか CSV・純正連携を含む) |
日本語では、この 2 つが同じ「連携できる」で語られます。でも確かめる相手が違います。前者はベンダー 1 社の資料、後者はその組を名指しした資料です。
同じベンダーでも、組の資料は組ごとに要る
同じブランドの人事・労務と経理・会計の組み合わせでも、「この組はこう繋がる」と書いた公開資料が見つからず、判定は「両側に面はあるが未確認」にとどまる例があります。これは「同じ会社の製品なのに繋がらない」という話ではありません。実際には繋がるのかもしれない。ただ、その組を名指しした資料が見つかっていない、ということです。
| 判定 | 意味 | 78 組では |
|---|---|---|
| 繋がると確認できた | その組を名指しした資料がある | 28 組 |
| 両側に面はあるが、この組では未確認 | 片側ずつの資料はあるが、組の資料が見つからない | 43 組 |
| 確認できた方式がまだ無い | どちらの側にも、外に出す・受け入れる面が確認できていない | 7 組 |
「未確認」を「繋がらない」と書けば読みやすくなりますが、それは嘘になります。見つけられなかっただけかもしれないからです。組ごとの判定と根拠は RenkeiMap の調査記録 の各システムの「つなぐ」から、その組を名指しした出典つきで辿れます。数字はこの調査の時点のもので、調査記録が増えると変わります。
調べた範囲:「78 組」は、編集部が両側の API の欄まで採取できた組み合わせの数です。日本のシステムの組み合わせ全体ではありません。調査記録は増え続けるので、同じ問いを今の分母で数えると値が変わります — 各組の調査日は、名指しした製品の製品のページに入っています。