IT連携マップシステムどうしのデータ連携・接続仕様のまとめ

連携が失敗したときの設計 — 4 つの作り方と、誰が気づくか

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困った時 — 壊れたのは自分だけか・誰に聞くか最終更新 2026-09-14約 900 字

連携は必ず失敗します。失敗したときに何が起きるかを決めていないと、止まったまま誰も気づかない、という一番まずい形になります。


失敗の種類は 4 つ

連携が失敗したときの作り方4通りを並べた図。何もしない、再試行だけする、記録だけ残す、待って再試行し記録して知らせる
連携が失敗したときの作り方4通りを並べた図。何もしない、再試行だけする、記録だけ残す、待って再試行し記録して知らせる

種類が違えば、直す人も直し方も違います。まず切り分けます。

種類 症状 どこを見るか
呼び出し回数の上限 429 が返る。特定の時間帯だけ落ちる 調査記録の「レート制限」欄
相手の仕様変更 昨日まで動いていた項目が消えた、旧版が止まった 調査記録の「仕様変更の告知」欄
相手の障害 何も返らない、時々返る 相手のステータスページと稼働状況
データの食い違い 通信は成功、中身が入らない 項目の対応表(データ変換

上の 2 つは相手の設計で決まっていて、こちらでは変えられません。読む場所だけ決めておけば、当たったときに原因の特定で悩まずに済みます。

こちらの仕組みの作り方は 4 つ

エラーが返ったあと、こちらの仕組みが何をするか。作り方は 4 つです。

作り方 起きること 向くところ
何もしない 止まったまま。誰も気づかない どこにも向かない。これを選ばない
すぐ再試行する 上限に当たっている場合は、さらに叩いて悪化する 一時的な通信の揺れだけ
待って再試行する 時間の枠が戻れば通る 上限・一時的な障害
待って再試行し、記録して知らせる 通らなければ人に渡る すべての種類。既定はこれ

4 番目を既定にしてください。 再試行の回数と間隔、そして「何回失敗したら人に知らせるか」を決めておけば、止まったことに気づけます。

こう直す — 手順

手順 こう判定する
1 症状から種類を切り分ける(「失敗の種類は 4 つ」の表) 429 なら上限、無応答なら障害、中身が空なら食い違い
2 相手の側か自分の側かを確かめる 相手のステータスページと外部からの観測を並べる(ステータスページ
3 直す人を決める 上限・障害は待つ/設計を変える。仕様変更は作った人。食い違いは対応表を持つ人
4 同じ失敗で次も止まるかを見る 止まるなら「こちらの仕組みの作り方は 4 つ」の 4 番目に変える
5 気づく経路を 1 つ確保する 通知先が個人のメールだけなら、担当が変わった日に切れる

作った後に起きること全体(回数の壁・仕様変更・障害)は 連携を作った後に起きること、止まるか進むかの既定は 自動化が壊れた日に何が出るか に置きました。

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