IT連携マップシステムどうしのデータ連携・接続仕様のまとめ

編集部の MCP は何を開き何を閉じるか

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用語・仕組みを知る最終更新 2026-09-21約 1,800 字(+調査の詳細 約 400 字)

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MCP のサーバーを立てると、外の AI がこちらのデータを直接読みにきます。

そのときに決めることは「どの道具を出すか」だけではありません。決めなかったものは、既定で開きます。

編集部が公開しているサーバーの中身を、そのまま書きます。他社の統計ではなく、自分たちの実装です。


開いているもの、閉じているもの

編集部のMCPサーバーが何を開き何を閉じているかを4段に並べた図。開いている読み取り6道具、閉じている全件、提供元の文をそのまま返さないこと、固定している公開度の4行
編集部のMCPサーバーが何を開き何を閉じているかを4段に並べた図。開いている読み取り6道具、閉じている全件、提供元の文をそのまま返さないこと、固定している公開度の4行

道具は 6 つで、すべて読み取りです。書き込む道具は 1 つもありません。

道具の一覧

名前 何を返すか
renkeimap_find_system システムを探す
renkeimap_system_facts 1 システムの事実を返す
renkeimap_pair 2 システムが繋がるかを返す
renkeimap_compare 複数システムを横に並べて比べる
renkeimap_status 稼働状況を返す
renkeimap_hintpack エラー文の対処を返す

この一覧は手で並べているのではなく、実装の名簿から 1 本で引いています。案内の文書に出る一覧も、サーバーが返す一覧も、同じ名簿から生まれます。

このサーバーは、公式の MCP レジストリにも登録してあります(jp.renkeimap/renkeimap-info の 0.1.0・2026-09-21 登録・状態は active)。レジストリの検索結果 をそのまま開けば、名前・版・接続先・状態を誰でも読めます。編集部は 2026-09-21 に自分で叩いて確かめました。

以前は案内の文書に手で 3 つ並べていて、道具が 5 つに増えたときに誰も直しませんでした。404 のように騒がないので、気づけません。名簿を 1 本にしたのはそのためです。

閉じているもの

何を閉じたか どう閉じたか なぜ
全件を返す口 置いていない 調査記録を持ち出すための口にしないため
探す件数 10 件で打ち切る 検索は候補を返すためのもの
提供元の文をそのまま返すこと この口からは返さない 原文をそのまま返すのは別の口に分けてあり、そちらだけが通る
未公開のもの 公開ぶんだけを返すよう固定 開発用の面でも、内部の下書きは出さない
呼び出しの回数 接続元ごとに 1 日 500 回まで 1 つの接続元が占有しないため

4 つ目は、開発用の面で試している人にも同じ答えが出るということです。こちらの都合で見えるものが変わると、引用された先で食い違います。

規格が求めていること、こちらが決めたこと

項目 規格 編集部の実装
最初のやりとり クライアントが initialize を送る
Model Context Protocol(仕様 2025-06-18・Lifecycle)原文
The client MUST initiate this phase by sending an initialize request containing:

出典を開く確認 2026-09-21

同じ
版の答え方 対応していれば同じ版、していなければ対応している別の版を返す
Model Context Protocol(仕様 2025-06-18・Lifecycle)原文
If the server supports the requested protocol version, it MUST respond with the same version. Otherwise, the server MUST respond with another protocol version it supports.

出典を開く確認 2026-09-21

2025-06-18 で固定し、違う版が来ればそう答える
合わなかったとき クライアントは接続を切るべきだと定める
Model Context Protocol(仕様 2025-06-18・Lifecycle)原文
If the client does not support the version in the server’s response, it SHOULD disconnect.

出典を開く確認 2026-09-21

相手の判断に委ねる
書き込みの道具 規格は禁じていない 出していない
全件を返す口 規格は禁じていない 置いていない
出典を応答に入れる 規格に定めは無い 入れている

下の 3 行は規格の話ではありません。決めなければ、そのまま開きます。

版をそのまま返していた話

この実装には、公開してからしばらく誤りがありました。相手が送ってきた版を、そのまま返していたのです。

送った版 返ってきた版 何が起きていたか
2025-06-18 2025-06-18 正しく見える
1999-01-01 1999-01-01 存在しない版に対応していると答える

規格は、対応していない版が来たら対応している別の版を返すよう求めています。

Model Context Protocol(仕様 2025-06-18・Lifecycle)原文
If the server supports the requested protocol version, it MUST respond with the same version. Otherwise, the server MUST respond with another protocol version it supports.

出典を開く確認 2026-09-21

こちらは相手の言葉を鸚鵡返ししていたので、その要求を満たしていませんでした。

見つかりにくかった理由が、この話の要点です。確かめるときに 1 つの版だけを送っていたので、正しく答えているのか、こちらの入力が返ってきているのかを区別できませんでした。2 つ目の版を送って初めて分かれます。

今は、版を 2 つ送って答えが分かれることを確かめる検査を入れています。

自分でサーバーを出すなら

決めること 決めなかった場合どうなるか
1 書き込む道具を出すか 出せば、外の AI が書き込める
2 全件を返す口を置くか 置けば、記録ごと持ち出せる
3 探す件数の上限 無ければ、全件取得の代わりになる
4 接続元ごとの回数 無ければ、1 つの接続元が占有できる
5 応答に出典を入れるか 入れなければ、引用されたとき出どころが消える

聞き方はこうなります。自分のサーバーに対して聞く形です。

「書き込む道具はあるか。全件を返す口はあるか。探す件数に上限はあるか。1 つの接続元が 1 日に何回呼べるか。応答を引用した人は、出どころに辿り着けるか。」

ここから先は調査の詳細です(約 1 分)。上のカードだけで決められます。調べた 1 件ずつの記録は IT連携マップ に、出典 URL と調査日つきで公開しています。

調査の詳細

調べた範囲は、編集部が公開している MCP サーバー 1 本です。対象はその実装そのもので、他社のサーバーは含めていません。道具の数と名前は実装の名簿から機械で読み、案内の文書に出る一覧と一致することを検査で固定しています。規格の条文は保存した原本から原文のまま引いています。調べていないことは、他社の MCP サーバーがどう作られているかです(外から分かるのは公開されている道具の一覧までで、内側の判断は読めません)。

項目 内容
対象 編集部が公開している MCP サーバー 1 本
道具の数 6(すべて読み取り)
対応する規格の版 2025-06-18
接続の方法 POST のみ。GET は 405 を返す
確認時期 2026 年 9 月 21 日
数え方 実装の名簿から機械で数え、案内の文書と一致するかを検査で確かめた

接続先は renkeimap.jp/mcp です。エージェント向けの案内は llms.txt に置いています。

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